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TourDiary -2014-

2014年2月8日〜13日 パリ公演日誌 Weightless Days

2月8日ダイアリー画像

朝7:10 Yシャトルタクシーに乗込みいざ出発!
ところが 今年一番の寒波がやってきた!
あ〜あ!はいはいこのタイミングですか…。
朝一面の雪景色!観る分には素晴らしいのだが、時間に遅れず関空に着きたいと思っている人間にとっては、「どしてくれるん、あーたは、もう」です。

でもベテラン運転手はガンガンに攻めてくれました。
私ほか数人の中年女子集団を乗せて、赤信号黄信号紫橙薄ピンク関係なくガンガン行っちゃってくれちゃってえ〜ランランラン!
運転手は走る〜走る〜走る〜髪振り乱し〜噴き出す汗をも顧みず〜目が血走るう〜ガンガン飛ばす〜新幹線の様に〜ロケッツの様に〜雪に滑る音もものともせずに(コワ)〜〜高速を一回降りたにも関わらず〜〜そのお陰様でちゃっかり予定より少し早く関空到着!
そして余りある時間を持て余しAM11:30定刻通りすんなりテイクオフ!

途中アムステルダムの空港でトランジット。
ここもすんなりかいくぐり8年振りのパリドゴール空港到着。倍以上に拡大していた空港内、久方振りで戸惑うのかな〜と思い気や重い木や…。
だんだん記憶が蘇って来るような感覚と共に、いつものようにパリセンター街へ向かう列車RERに乗り込む。
メトロのレピュブリック到着。ここからは地図通りに徒歩でホテルに向かう。
順調順調!


2月9日 日曜ダイアリー画像

AM3:30に一度目を覚まし、AM7:00にもぞもぞと起き出す。
AM7:30〜8:00プチデジュネ。
食べ放題クロワッサン2つとバゲット風パン1つ、プレーンヨーグルトとチョコレートバター、カフェ・オ・レなどを一人だけの空間で楽しむ(誰も来ない朝食)。
外には教会の鐘の音が巴里じゅうに鳴り渡るなり。
会場に向かうまでの時間をマツメグ氏と共にポンピドゥー界隈を廻遊し、レインボウの旗印(意味あり)マレ地区でシェフお薦めサラダを腹十杯分食し、近くのカフェでカフェし徒歩でゲテリリックへと向かう。
午後2時頃〜6時まで、まったりした時間の中まったりと動きのチェックをする…。
日曜日ということもあり、ラファエロ.アンジェラ(コラボ相手のグラフィックデザイナー)の御子息2人ジル4才とフェリックス6ヶ月、スミ子氏(この企画のプロデューサー)の御子息2人レノ8才とキア5才がはしゃぎまくりの図。

しか〜し我らは汗振り乱し激しくぶつかり合い激論を闘わせ!こうでもなくああでもなく最後の最後まで気を抜かず詰めるとこまで詰あううううううという事も無く、無事にのんびりと初日を終える。
アンラファ宅にてラファエロのポトフ料理を楽しむ。


2月10日 月曜ダイアリー画像

映像、ダンスそれぞれの微調整を終え、最後に1回だけランスルー!
OKいいでしょう!という皆の同意の中最終リハ結構すんなりと終了。
わたしはその後8年ぶりに会う浅井信好君(元アルビンエイリー、バットシェバ、山海塾のダンサー)とイスマイラ(初顔合わせ)とテアトルデラビル下でカフェする。
パリでダンサーとしてやって行くのも中々大変みたい。3人で旗揚げしたカンパニー。
彼ら同世代でのカンパニーが成功することを祈る!

 


2月11日 本番日ダイアリー画像

朝から昼までの間で、一通り場当たりを済ませる予定が大幅にロス。フェスティバルなので焦っても仕方が無い、同じ日に違うカンパニーが出演するような企画なので…出来ることを精一杯やるのである。とにかく1回、照明と映像とダンスのバランスを一通り確認した上で、1度ランスルーを行う。そうこうしてる間に本番15分前、袖から観客席を観ると数人が確認出来る程度。
やっぱそうなのね!みんな来ないのね!半ば小3のこのようにすねかける冷たいパリの冬を実感。
と思いきや5分前のアナウンスと共に怒涛の如く来るは来る、たちまち席は埋め尽くされたのでした。オーディエンスの半分近くは劇場、フェスティバルのディレクター、マネージャー、アーティストの招待みたいでしたが300のキャパに25席追加を出しての大入りとなりました。

中途退場する方もなく、無事に最後のコールをいただけるとこまで辿り着く!
ありがとうございました!

京都でやった映像の約20倍の鮮明度数1万ルーメンのプロジェクターは凄いのだけど、劇場というハンディが…。でも踊っている我々としては、それと前から8列目ぐらいまでの方は、恐ろしく臨場感ある映像に心地良い酔いを感じていた…かな?

パリ在住のはるみさん(バレエティーチャー)、ななみさん(舞踏家)、オリボー(照明家)、が駆け付けてくれました。皆さんありがとうございました。
(ジェローム、パトリス、ファビエンヌ、アンソフィ、他地方のフェスティバル関係のディレクター、マネージャーの方々)


有機体だと思い込んでいる人間の身体は、細分化して行くと美しい数式で構成されていたりする。逆に無機質な物体が美しい構成を織りなして行くと有機的なものが立ち現れてくるのか?
コンピューターと身体には何か共通点のようなものがあるように感じてならない今回の舞台でした。
進化して行くもの衰退して行くもの必要なもの必要でないもの便利なもの無駄なもの、この事の良し悪しは私には決められないが、何が自分にとって大事なものなのか、例えそれが間違っていようが人と反していようが、自分で選択して実践する強さが欲しいと思うのであった!


2月12日ダイアリー画像

ビッグなリュピュブリック駅で2カ所肩透かし(チケット販売機が小銭とカードのみ)をくらい3ヶ所目の入口で空港までのチケットを無事購入。
街を散策するには時間がなさすぎる為、少し早めではあるがドゴール空港に向かったのである。
搭乗後少し遅れてのテイクオフの間、隣に座った海外派遣の商社の方と談笑!
「日本ではそれを知っているかどうかで判断し、そのものを決して自分で見ようとしないのだそうだ。自分で判断しない人任せ。自分で間違ってその責任をとりたくないのである。」というような事をおっしゃっておられました。まさにどの世界にも共通する日本的な面である。
海外では、そういうまどろっこしさはなく、簡単即決である。
海外では単純な事ではあるが、人の話をしっかり聞こうとする。聞いた上で、その人が判断するから、話は早いのである。
まさにこちらでは、次に繋がる公演はこうしてその場で決まったりするのである。
何事も自分で即判断出来るよう、今更ながら自分というものの確立を目指したいと思うのである!思った時がやる時ね!はい!

ということで今回の5日間パリ公演滞在記を終えます。次は南フランスからです。
ではでは

身体でもって一番感じた事、「パリより日本の方が寒かった‼」

 

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