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TourDiary -2002-

キプロス、レバノン(ベイルート)、シリア(ダマスカス)ツアー

2002年5月

集合とリハーサルは現地でね! という素っ気ないメールとメール航空券を受け取り松本と二人で、地中海に浮 かぶ神話の島「キプロス島」へと向かう。

世界各国から指令を受け招集されるって、なんか「サイボーグ009」みたい やなーと機上でにやにや・・・。(まっ!要するにガキである私)

カンパニーケレメニスの公演 「3IP」(フランス人3、日本人2)舞台のセンターをカーテンでしきり、観客 も二手に別れてみてもらう、前半30分を日本側とフランス側で踊り分け、後 半カーテンを開け、融合するという構成の作品。(日本での上演はまだない)ダンス画像

キプロスでは毎度の事ながらプール付きホテルに宿泊。朝からとリハーサル後にも筋肉を和らげる為にスウィミング!もう最高!

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稽古場への道に咲いている花々のなんと麗しくもたくましく豪勢な事か。

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2011年4月現在思い出せるのは舞台での事より、舞台終わりの翌日、5月の地中海キプロス島の海に海水浴をしに行った事である。いつまでも歩いて行けそうな遠浅の海岸、眩しい日差し、心地よい風、乾いた
匂い、泡から生まれたビーナス誕生の海にて至福の時間を過ごす。

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(ギリシャ地区ではない、トルコ地区の海岸ではタンカー・軍艦など海に漂う 幽霊船よろしく浮かんでいるのが印象的であった・・・) 午後には飛行機で、レバノンへと向かう。

レバノン(ベイルート) 打って変わって悲惨な現実と古代のロマンが融合する国レバノン、ベイルート。 まだまだ戦争の傷跡が残る市内、壁には無数の弾痕の穴がひしめき合う廃墟ビ ルが立ち並び、むきだしの電線がクモの巣の様にはりめぐらされている電信柱。 初めて見る光景に目を疑う。

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それなのに、少し離れると美しい自然の宝庫レバノン。

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無事公演も盛況のうち終了。
翌日、陸路バスでレバノン国境を超えシリアの首都ダマスカスへと向かった。

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ダマスカス ここでの公演は、今では博物館となって一般公開している昔の王宮の庭園に特 設ステージを設けての舞台であった。

丁度夕方から始まる公演に会わせるかの様に、隣のイスラム教寺院からコーラ ンが聞こえてくるのでした。 あまりにも街中響き渡る音量でのコーラン! 鳴り止むのを待って公演がスタートしたのは15分後であった。

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あつい国での野外公演、ライトの明かりにつられて舞台の上は虫のオンパレー ド! 蚊とか蟻とかそんな可愛いものだけでなく、カブト虫のようなでかいやつがい っぱい、踏まない様にさされない様にするのに、気ばかり使う舞台でありまし た。
これはもう笑うしかないってやつでした。

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しかし、舞台前に更衣室として当てられた博物館の中の一室で何気なく撮った 写真には、幸運の印である「オーブ」という霊がいっぱい写っておりました。 (これは、後々判明した事で、当時はレンズのゴミのせいだと思っておりまし た) そのお陰かどうか未だに現役を続けられております。
勿論他のダンサー達もです。

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未だに記憶のひだにしっかりとこびり付いているツアー! これを書いてる私の周りには私の想像するオーブでいっぱいです。 しやわせーな奴だと言ってやって下さい。
はい!ありがとう!!! あの時しっかり記録してればなーと後悔しきり・・・。


2011年4月現在 ヤザキタケシ

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